心療内科・精神科「街の診療所」

診療案内

心身症

体の病気ではあるものの、心理的要因が大きく関与しているケースを心身症と言います。あらゆる体の疾患は、多かれ少なかれ、心理的要因による影響を受けているものですが、身体疾患のうち、心理的要因の影響の度合いが大きいものを心身症と呼びます。簡単に言ってしまえば、「ストレスで生じる体の病気」のことです。したがって、心身症の症状は、非常に多岐にわたります。どんな症状も起こり得ると言っても、過言ではありません。

心身症の種類

実際、体の病気のほとんど全てがその発症や経過に心理的要因が関与しています。
ですから、その病気の種類は多岐にわたっていますが、その中でいくつか例を挙げます。

高血圧

不安感や緊張感などが血圧に影響をおよぼします。心配で何度も血圧を測る人や白衣を見て血圧が上がる人などは典型的です。また、不安緊張の強い人は不眠症を呈しやすいですが、高血圧そのものも不眠症の原因となりますし、逆に不眠が高血圧症の原因ともなります。

胃潰瘍

胃粘膜の防御機構が弱まることにより、自らの胃酸で胃粘膜に傷ができ、潰瘍となります。特に、ピロリ菌感染者や非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の使用などが原因と考えられています。さらに、心理的ストレスも自律神経系の調節を障害し、胃粘膜の血流低下をもたらし、胃粘膜の防御力を低下させることがわかっており、誘発因子となります。

高血圧

パニック気管支喘息は、アレルギー反応が原因であることが多いですが、大人ではその原因物質(アレルゲン)を特定できないことが多いです。アレルギーを引き起こす誘因として、感染、喫煙、温度変化などと並んで、心理的ストレスも誘発因子であることが知られています。

過敏性腸症候群

便通状態から、「便秘型」、「下痢型」、「交替型」に分類されています。いずれも、下腹部の痛みや腹部膨満感など不快感を生じますが、通常排便により軽快します。なかには、一度の排便では収まらず、頻回に続くこともあります。特に、緊張場面やトイレにすぐ行けない状況(電車内など)では悪化しやすく、そのため、登校や出勤が出来なくなることもあります。

頭痛

何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起こる「片頭痛」や、首や肩の筋肉が緊張して血流が悪くなり、筋肉内の老廃物がたまり、神経が刺激される「緊張性頭痛」とも、心理的ストレスが関与しています。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、「かゆみ」「湿疹」「繰り返し」が症状の特徴です。原因としては、アトピー素因や皮膚のバリア機能の低下という「体質要因」と、アレルギーを起こす物質(アレルゲン)や皮膚への外部刺激などの「環境要因」があります。外部刺激には、乾燥、ひっかき傷、化粧品、ストレスなどがあります。

メニエール病

内耳の機能として、「聞こえ」と「平衡感覚」があります。メニエール病は、内耳のリンパが増え、水ぶくれ状態(内リンパ水腫)により、難聴またはめまい、あるいはその両方が起きる病気です。原因はよくわかっていませんが、気圧変化、睡眠不足やストレスなどが影響すると考えられています。

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